PMといってもプロジェクトマネージャーではない!
PMといえば、プロジェクトマネージャーの略だと思う方は多いでしょう。
まあ、認知度からいうとそうです。
しかし、最近はそうでもありません。
いろいろな概念が多伎にわかって略号の使い方も複雑になってきました。
職業に関しても同様です。
同じPMという職種でもプロジェクトマネージャーのことを指しているとは限りません。
プロダクトマネージャーの事を指すことが増えてきています。
「プロジェクトマネージャー」と「プロダクトマネージャー」は違います。
うっかり読み間違えてしまうと間違いに気が付きませんね。
「プリジェクト」
「プロダクト」
並べて書くとはっきりと違ってることがわかりますね。
「プロダクト」とは「製品」のことです。
製品を管理するからプロダクトマネージャーと呼ぶのですが、
いままでそのような職業は専門職として特別取り扱われることは
ありませんでした。
特に管理しなくても、なんらかの形で管理されていたとも言えます。
まあ、大量生産の時代がさらに発展して、
他種類の生産までもできるようになり、
似たような製品が山のように生産され、
ここの製品の違いがよくわからないという悩みが増えてきた背景のもと
製品の管理をする必要がでてきたわけです。
そして、多機能の時代は収束しつつあります。
なんでもできる製品はそれは素晴らしいものですが、
意外にもなんでもできる=なんでも中途半端
な状況であることでもあり、
必ずしもなんでもできる機能がニーズに答えている製品なのかというと
そうでもないのです。
なにができる製品なのか、そこを管理し、
よりニーズにマッチした製品作りが必要になってきたいま、
プロダクトマネージャーがしっかりと機能する必要性がでてきました。
とはいえ、略号の話ですが、PMはプロジェクトマネージャーとして使われることがっ定番であり、いまなおプロジェクトマネージメントは不要とはなっていませんので、
プロダクトマネージャーは、PdMと略して区別することもよくあります。
プロジェクトマネージャーの知識は学術的に体系化され整備もすすんでいることから、がAIに任せやすい職業となってきています。
そうなると今後は、まだAI化するに及ばない
プロダクトマネージャーの方が職業として
重要視されてくるかもしれません。